CD 輸入盤

ヨハネ受難曲 ガーディナー&イングリッシュ・バロック・ソロイスツ(2003)(2CD)

バッハ(1685-1750)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
SDG712
組み枚数
:
2
レーベル
:
Sdg
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


大歓迎! ガーディナー指揮
『ヨハネ受難曲』新録音登場! 魂に直接響く力演


ガーディナー、ついに待望のヨハネ受難曲再録音の登場です。アルヒーフのものが1986年録音ですから、実に約20年の時を経てのもの。この間にガーディナーはロマン派のレパートリーなどでも充実した演奏を展開、また、カンタータの巡礼の旅もたゆまず続けていました。しかもライヴ録音とあって、ものすごい緊迫感。バッハが劇的に描いたキリストの物語が最高の状態で教会に響き渡ります。
 声楽のソリスト陣が充実しているのも嬉しい限り。パドモアといえば、今ハルモニアムンディでのシューベルト歌曲集の録音でもその充実ぶりが目覚ましいテノールで、ヘレヴェッヘの受難曲でもエヴァンゲリストを務めた、いわばバッハのエキスパート。語り部としての、受難の物語との適切な距離感、そしてヨハネ受難曲独特の劇的表現の部分も見事なバランスで歌いきっています。他のソリストも現在のバッハ演奏シーンを語る上で書くことのできない存在ばかりがそろっています。
 オーケストラのイングリッシュ・バロック・ソロイスツの面々の巧さは、各パートが突き刺さって覆いかぶさるように始まる冒頭から圧倒的で、ものすごい説得力と迫力。アリア楽章でのソロの素晴しさは言うまでもありません。また、ヨハネ受難曲は、群衆としての合唱の劇的な表現が魅力のひとつでありますが、世界最高のバッハ演奏声楽家団体のひとつであるモンテヴェルディ合唱団の充実した合唱が胸に迫ります。
 どこをとっても最高のレヴェルでの演奏が展開されていて、最初から最後まで息つく暇もない秀演の登場となりました。(キングインターナショナル)

【収録情報】
・J.S.バッハ:ヨハネ受難曲BWV.245

 マーク・パドモア(福音史家/テノール)
 ハンノ・ミュラー=ブラッハマン(イエス/バス)
 ピーター・ハーヴェイ(ピラト/バリトン)
 ベルナルダ・フィンク(アルト)
 ジョアンナ・ルン(ソプラノ)
 キャサリーン・フーグ(ソプラノ)
 モンテヴェルディ合唱団
 イングリッシュ・バロック・ソロイスツ(カティ・ドゥブレティーニ/コンサートミストレス)
 ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)

 録音次期:2003年3月22日
 録音場所:ケーニッヒスルッター、カイザードーム大聖堂
 録音方式:デジタル(ライヴ)

ユーザーレビュー

総合評価

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10年近く前のライブをなぜ新録音として発売...

投稿日:2013/02/11 (月)

10年近く前のライブをなぜ新録音として発売したのか、だいぶ気になるところですが、ライブ録音であることを酌量するとしても、Gardinerの録音として、名誉あるものとは思い難いものです。指揮者の力量、モンテヴェルディ合唱団の力量が、基本的にもともとそこらの団体とは段違いなので、たとえスタイル的に前向きな所が皆無でも、全体として手慣れていてまとまりは上々、非常に安定しています。ただ、いまや第一人者となった福音史家のPadmoreはじめとしたソリスト含め、そこかしこに粗い所が散見され、局所的には盛り上がる所はあっても、全体としてどうも緊張感が見受けられません。Gardinerの演奏理念としても、宗教的にテキストに深く切り込んで他の奏者にない確固とした主張を打ち出すわけでもなければ、音楽的・歴史的に曲構造の分析・再現に沈潜していくわけでもなく、どうみても無難なまとまりを第一にしているとしか思えないものです。一昨年のブランデンブルグに聞くように、若い頃のGardinerの非常に前のめりなリズムの強調は影を潜め、誰が聴いても外見上美しい姿に曲をまとめてはいますが、昨今個性的な名演が目白押しのヨハネ受難曲の中で、存在感を主張できるものとは、どう考えても言えないのではないでしょうか。高齢にして教会カンタータ全曲録音という立派な仕事を進行させているために、受難曲に余計に取組む余裕はないのでしょうが、ならばこのような価値の高くないライブを敢えて発売しないといけないのか、少々疑問です。

mimi さん | 兵庫県 | 不明

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ガーディナーによるヨハネの再録音。凄まじ...

投稿日:2011/02/27 (日)

ガーディナーによるヨハネの再録音。凄まじい緊張感と声も楽器も切れのあるアンサンブルを聴かせる名演となった。エヴァンゲリストのパドモアは原劇性と品性を兼ね備えた非常に知的な歌唱が印象的である。イエスのブラハマンも温かみのある声で人間味のあるイエスを歌う。そしてソリストで特に印象的なのは9曲目のアリアを歌うソプラノのラン。凛とした佇まいに純粋で品格のある歌が心に沁みる。他の独唱者も、流石である。 そしてオケはどのパートも磨き抜かれたアンサンブルで、以前の軽く表層的な音とは異なり、豊かなサウンドが魅力的。モンテヴェルディ合唱団も同様で、コラールでも劇的な合唱部分でも軽やかで柔らかい豊かな響きとテキストを掘り下げた表現力は圧巻である。 ガーディナーの成熟とバッハの音楽の素晴らしさを堪能できる演奏だと感じる。

singet225 さん | 岐阜県 | 不明

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人物・団体紹介

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バッハ(1685-1750)

1685年:アイゼナハで誕生。 1700年:リューネブルクに移り、修道院付属学校の給費生として生活。 1703年:ヴァイマルの宮廷楽団に就職。 1707年:ミュールハウゼンの聖ブラジウス教会オルガニストに就任。同年、マリア・バルバラ・バッハと結婚。 1708年:ヴァイマルに移って宮廷オルガニストに就任。 1714年:楽師長

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